32歳脳外科医が「港区女子」にドン引きした日 東京カレンダー「新・婚活事情」<6>

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甘やかしてしまった僕も悪かったのかもしれません…
東京都内のハイスペックな男女たち。大都会東京で生き抜く彼らの恋愛感、そして結婚観は、一体どのようなものなのだろうか?
人生を左右すると言っても過言ではない、結婚という制度。特に都会では、そんな結婚に対す るハードルが年々高くなっている。一筋縄ではいかない、現代の婚活。他人から見れば羨ましい限りの人生を送る都会人の、結婚に対する価値観、その裏に潜む 闇、リアルな実情を覗きたくはないだろうか?
東京砂漠の婚活市場最前線に迫った東京カレンダーの人気連載をご紹介する。

脳外科医32歳、恋人との関係を悩む理由は…?

「東京カレンダー」(運営:東京カレンダー株式会社)の提供記事です

雄大、32歳、脳外科医をしています。独身です。今、彼女と別れようか、すごく悩んでいます……。

この年になると、目下の課題は、やっぱり「結婚」ですよね。今の彼女は、正直、結婚には向かないタイプの女の子だと思うんです。

今、付き合って10カ月くらいです。食事会で知り合いました。顔はかなり可愛いし気も合うので、最初の3カ月くらいは、結構仲良く過ごしていました。彼女はノリも良くて、一緒にいると楽しいんです。美人でスタイルも良いし、デートに連れて歩くにも最高。外見は、道ゆく人に振り返られるレベルの、Aランクだと思います。

だから、最初は舞い上がって、月に数回「ザ・リッツカールトン」や「パレスホテル」、「パークハイアット」なんかの良いホテルに泊まりに行ったり、オシャレなレストランに連れて行ってあげたりしてたんですよね。でも、今思えば、甘やかしてしまった僕も悪かったのかもしれません。

違和感を持ち始めたのは、夏休みの旅行を計画したときでした。お互い休みを合わせて、ハワイに行こうって話になったんです。

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