中国の海浜幕張、蘇州の15兆円市場を狙え

「チャイナ・ミドル」に商機アリ!

上海に隣接する人口1300万人の蘇州市

中国蘇州市という都市名を聞いたことがあるだろうか? 江蘇省東南部に位置する2級都市で、上海市から車で約1時間半、高速鉄道で約30分の距離に位置している。水郷の街としても知られる観光都市でもある。

2011年の蘇州市の常住人口は1000万人超。あまり知られていないが、実はそのうち非蘇州市戸籍人口は約60%の650万人を占め、深セン市に次ぐ全国二番目の「移民都市」でもある。上海に隣接する立地のよさもあり、蘇州市のGDPは2011年に1兆元(15兆円相当)をこえ、北京、上海、広州に続いて「1兆元都市」の仲間入りを果たした。国連加盟国と比較すると50〜60位ほどで、ニュージーランドやベトナムに匹敵する規模だ。市内の開発区を訪れてみると、新しい高層マンションやショッピングセンターが立ち並び、開発まもない頃の幕張新都心(千葉県)のような印象を受けた。

この高い経済成長に伴い消費者の購買力も高まり、蘇州市は企業にとって大変魅力的なマーケットとなっている。(参考:昨年11月時点の蘇州市民1人当たり可処分所得は3万元超(約45万円))

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