米国の名門大学が「奴隷子孫」の入学を優遇へ 

過去の人身売買認め謝罪

9月1日、米首都ワシントンのジョージタウン大学は、19世紀に大学の財政難を解消するために運営母体のカトリック・イエズス会が、所有していた黒人奴隷を売却するなどして奴隷制に関与していたことを認め、謝罪した。写真は大学キャンパスを歩く学生(2016年 ロイター/Joshua Roberts)

[ワシントン 1日 ロイター] - 米首都ワシントンのジョージタウン大学は1日、19世紀に大学の財政難を解消するために運営母体のカトリック・イエズス会が、所有していた黒人奴隷を売却するなどして奴隷制に関与していたことを認め、謝罪した。

当時の奴隷272人の子孫に当たる学生に対して、入学しやすくする優遇措置を取ると発表。奴隷制の歴史を学ぶ機関も創設する。

さらに、1838年の奴隷売却を監督した学長の名前がつけられた2つの建物の名前を変更する。

ハーバード大学やプリンストン大学など、過去に奴隷制に関与していたことを認めた大学はほかにもあるが、子孫への優遇措置にまで踏み込んだのはジョージタウン大学が初めて。

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