入国審査に大行列…九州8空港の拭えぬ欠点 政府目標の「20分以内」には程遠く
2011年に最長52分だった佐賀空港は、入管佐賀出張所の職員数を3人から9人に増やし2014年は30分に短縮したが、2015年には32分に伸びた。大分空港は2011年の28分から2015年は39分に、宮崎空港は2011年の23分から2015年は32分となった。
法務省は2020年の東京五輪などを見据え、今秋から関西、高松、那覇3空港で、入国審査の時間短縮のため外国人が自分で顔写真の撮影や指紋の登録ができる新機器「バイオカート」を導入。日本人と在留外国人は審査官の面接なしで入国できる「自動化ゲート」も羽田、成田両空港などに配備し、頻繁に来日する出張客に解禁する準備を進めている。
福岡入国管理局は「テロなどを防ぐため、厳格な審査が最優先だが、職員増員による人海戦術などで待ち時間を短縮させたい」と話す。バイオカートなど新機器導入も「他空港の効果を検証し、検討したい」としている。
qBiz 西日本新聞経済電子版
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