"ダメもと精神"で、採用に殺到するインド人

7年目を迎えたパソナグループのインド進出

セミナー当日は大勢の方の面接を実施することになるので、企業によっては、ほかのアジア各国の現地法人から人事担当者などを呼んで面接することもあります。つまり、その企業のタイ法人のタイ人幹部やインドネシア法人のインドネシア人が、インド人応募者を面接したりするという状況です。

広い会場で、アジア各国の人事担当者が日本企業の面接をするという、なかなか面白い光景になります。こうした取り組みで、以前とは比較にならないスピードで、組織を立ち上げることができるようになりました。

漠然とした不安を抱く日本企業

――人材採用の課題は?

応募者は、そもそも「どの会社が日本の会社か」をよく知りません。「日系企業」「日系企業の良さ」を伝えることが大事だと思っています。

――確かに、キャノン、オリンパス、ニコンなどデジカメ売り場に並んでいるのは、日本企業の製品ですが、その事実を知っている人がどれだけいるか疑問です。

日本企業を紹介すると、その多さに皆さん驚くんです。もったいないですね。

――今後の抱負は?

日系企業の担当者の方に「インド人の採用は難しいですか?」とよく聞かれます。さまざまな情報を基に漠然とした不安を抱かれるようです。このような不安を払拭できるよう、働く人および企業、双方への正しい情報発信によって、企業の採用を支援したり、雇用のミスマッチを解消していきたいです。

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