CNNの分散化メディア最前線から見えるもの 「コンテンツとその配信方法は不可分だ」

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CNNは、今この時代に、ジャーナリズムを届けるためにできることは、ほかにもまだあると考えている

固い信念のもとに

この記事はデジタルマーケティング戦略に特化したメディア「DIGIDAY[日本版]」(運営:インフォバーン)の提供記事です

米ニューステレビ局のCNNは、ソーシャルニュースの最前線に立つことを躊躇しない。さまざまな場所に存在する読者にリーチするという固い信念のもと、自社のジャーナリズムをソーシャルメディアプラットフォームへ積極的に展開している。

Facebook上のエンゲージメントに関しては、ニュースメディアのなかで上位にランクされる常連だ。また、世界中に巨大なオーディエンス層を抱えることから、CNNはプラットフォーム各社から寵愛を受けている。スナップチャットの「ディスカバー」や、アップルのニュースアプリ「News」のように、プラットフォームが新たな取り組みや新機能をローンチする度、CNNは決まって協力を求められてきた。

しかしCNNは、プラットフォーム全盛の時代において、ジャーナリズムを届けるためにできることは、ほかにもまだあると考えている。その任務を課せられたのが、CNNに加わったばかりのミトラ・カリタ氏だ。同氏は前職が「ロサンゼルス・タイムズ」の編集長で、それ以前は「クオーツ」や「ウォールストリート・ジャーナル」でも編集者を務めてきた。

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