ポケモンGO、公開前のインドネシアで大熱狂 宗教指導者や当局の懸念なんて何のその

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ポケモンGOは人口2億5000万人のインドネシアではまだ、正式にリリースされてはいないが、数万人がすでに、他の国のアプリストアにアクセスする形でダウンロードしている。

ラジオ番組司会者のMohammad Resja Ilham氏(24)は、現実的な理由がない限り、プレイをやめる気はないと語る。彼は通勤途中にポケモンを捕獲したのに加え、週末には最大5時間プレイしているという。「プレイしていると新たにいろんな人々に会えるんだ。ホントに楽しいよ」。

すでに「商売のタネ」に

ポケモンGOはキャッシュも生み出しつつある。

インドネシアの通信事業者XLアクシアタは、ポケモンGO人気を受けて、「4Gデータサービス」の一部の料金を20%割引く予定だ。同社の広報担当者がロイターに明らかにした。

また、16日には東南アジア発の配車サービス会社グラブが、同社のタクシーを利用してポケモンハンターがジャカルタの独立記念塔 (モナス) に行った場合、値引きを行うと表明した。

グラブのインドネシア法人社長は「人々はまさに熱狂している」と語る。彼自身も独立記念塔を訪れ、ポケモンを数匹、何とか捕獲できたという。

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