さてはて、朝起きられず、体がピクリと動かないということですが、それは、
ちょっとあかんやつかもしれない。
人間、仕事が嫌でも義務心やら責任感やらで、起きあがることができるはずです。それが、起きられない、しかも体が動かないとくれば何かがちょっとおかしくなっているのかもしれません。
私は専門家ではないですが、自分の体験談からうつ病というのは、
・やりたくないことを無理やりやらされたり
・毎日モラハラをされて人格否定されてたり
・自分はなんてダメな奴なんだ!と息をするように自己否定したり
と、こんな毎日を過ごしていれば、早稲田大学のラガーマンだってうつ病になっちゃうよ!と、思っております。ちなみに早稲田大学のラガーマンに友達はいないので完全にイメージです。好きです、ラガーマン。
相談者様は、会社を辞めたかったのに海外赴任につられて仕事を続けてしまい、海外で今の仕事も自分に合わず、さらには、社内の人間関係もかんばしくないというならばもう心が、
「こんなことやりたくない!!!」
と叫んでいるのかもしれません。
どんな風邪もこじらせると厄介だ
人間というのは、生まれてまず体が成長して、心(感情)が成長し、そして頭(知性)が成長していきます。体が動かないというのは、心と頭が「嫌だ、嫌だ」とどんなにたくさんシグナルを発していても気づいてくれないので、一番最初に成長したであろう機能、つまり肉体が、
「もう限界だ!」
とスイッチを切ってしまった状態なのだと思います。
こんな状態で、働いている場合じゃありません。人間にはおカネよりも大切なものがあるんです。相談者様は将来が不安という理由だけでもうやりたくない仕事を続けていますが、実は将来の不安よりも大変なものが迫ってきています。うつ病は心の風邪と申しますが、どんな風邪もこじらせると厄介だということを思い出してください。
私もうつ病になったときは、なぜか文字が読めませんでしたし、電車にもなぜか恐ろしくて乗れませんでした。
心の風邪は早いうちに手を打つ!
これに限ります。
相談者様のように、心と頭と体がバラバラの状態になってしまうと、思考も異常に狭くなっていきます。
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