当のアドバンテッジは2013年に、同じく投資ファンドのMBKパートナーズへと転売。今回の上場は、全株を保有するMBKによる売り出しのみだが、同社は持ち株の約60〜70%を売却し、推計で500億円超を手にした。
コメダで目を引くのが、営業利益率30%という高い収益性だ(2016年2月期)。
業界で群を抜く収益力
2015年に上場廃止となったスターバックス コーヒー ジャパンの8%、ドトールコーヒーを展開するドトール・日レスHDの7%を大きく上回る。
これだけの高収益をたたき出せるのは店舗の大半をFCで展開しているから。コメダ本部は商品開発やマーケティングを担当し、契約を結んだFCオーナーが出店費用の支払いや運営を担当する。
FCは本部が指定した食材を購入する必要があるため、「コーヒーとパンという利益率が高い食材を卸しているので厚い利益が取れる」とコメダの臼井興胤(うすい おきたね)社長は話す。一方で、FCにとっても、郊外立地で賃料が安くメニュー数が少ないから、運営は比較的容易な点が魅力だ。
この記事は有料会員限定です
残り 1144文字
