渋谷駅の雑踏が「選挙演説のカオス」になった

若者目当て!参院選最初の日曜日に各党殺到

公示後最初の日曜日、各党の代表は何を訴えたのだろうか。写真は東京選挙区のポスター提示場

6月26日、都心の気温は摂氏30度に達していた。日差しはすでに真夏のもの。参院選公示後最初の日曜日は、暑くて、なお熱い1日だったといえる。

まずは野党第一党からみておこう。民進党の岡田克也代表が重大な“決意表明”を行ったからだ。

岡田氏「三重選挙区で敗れれば責任を取る」

岡田氏は26日に地元の三重県・四日市市で行われた街頭演説で、三重選挙区で野党が統一候補として擁立した芝博一氏が敗れた場合、次期代表選に出馬しないことを宣言した。民進党の代表選は9月30日に予定されているため、参院選での勝敗の責任をとる意味もある。

実際に芝氏は苦戦の模様だ。自民党は岡田氏に選挙区を譲った故・山本幸雄元自治相の孫の佐知子氏を擁立した。川島信也前滋賀県長浜市長を父に持つ佐知子氏は、幸雄氏の養女になって山本姓を継いでいる。

とはいえ、過去の大物政治家と同じ姓を持つ孫が出馬しても、必ずしも当選するとは限らない。2010年の参院選では鳥取選挙区から板野真理氏が民主党公認候補で出馬したが、自民党(当時)の浜田和幸氏に1万5000票余り差を付けられて負けている。

しかし今回は“因縁”がある。自民党があえて佐知子氏を擁立したのは、民進党代表の岡田氏への挑戦であることは明らかだ。そして岡田氏は“決意表明”することで、その挑戦を受けたといえる。

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