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借金2億円に負けない!村岡医師の挑戦 大震災後変わる宮城・気仙沼の医療

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在宅患者が増えているのは、村岡医師が気仙沼市立病院などに退院促進を積極的に働き掛けていることも主因だ。現在では、市立病院の医師から村岡医師に、退院患者受け入れの相談が頻繁に来るようになっている。

もともと在宅医療や訪問看護が手薄だった気仙沼では、震災以前は病状が重くなると市立病院に入院したまま、最期を迎えるのが普通だった。それが、「震災をきっかけに住民の意識も変わってきた」と村上医師は指摘する。「終末期だからこそ、住み慣れた自宅で過ごしたいというお年寄りが増えている。この流れを絶やしたくない」(村岡医師)。

在宅医療のネットワーク確立へ、医療圏統合には課題も

村岡医師は震災後、全国から応援に駆けつけたボランティアの医師などとともに「気仙沼在宅支援プロジェクト」を結成。ライフラインの途絶で孤立した患者を探しだし、必要な医療や介護サービスにつなげる活動を半年にわたって続けてきた。その活動が呼び水となって、地域の医師や看護師、保健師、ケアマネジャーなど多職種の連携で、患者を在宅で支える取り組みが始まっている。

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