米史上最悪、フロリダ乱射事件の一部始終

容疑者は乱射前、自ら警察に通報していた

署長によると、容疑者が拳銃とともに持っていたAR-15式半自動小銃は、コロラド州オーロラやコネチカット州ニュータウン、そしてカリフォルニア州サンバーナディーノでの乱射事件で使われたのと同じタイプだった。

銃規制支持者は、AR-15のような半自動小銃は多数の銃弾を急速に発射する能力を持つため、乱射事件で当然選ばれると強く主張。銃火器擁護派は、全米では数百万人がマナーを守って銃を使っており、銃自体を責めるのは見当違いだとしている。

AR-15式半自動小銃の購入は、フロリダ州など米国の大半の州で合法とされている。米議会が1994年に成立させた時限立法「アサルト・ウェポン規制法」により、大容量の弾倉や銃剣を装着できてピストル式の柄を備えたAR-15の市販向け製造は禁止された。しかし、禁じられたにも関わらず販売は止まらず、同法は2004年に期限切れとなった。

軍用の自動小銃を持っていた

事件に居合わせた人が撮影したビデオによると、20発を超える連射が立て続けに行なわれていることが分かる。これは、容疑者の使った銃に、軍で使われる大容量弾倉が装着されていたことをうかがわせる。

大半の州と同様、フロリダ州も所持する銃の弾倉の容量に制限をつけていない。また、州が規制したとしても有効に機能はしていない。サンバーナディーノの乱射事件では、カリフォルニア州が一度に10発を超える弾丸を装備できる弾倉を持った自動小銃の所持を規制していたのに、大容量の弾倉が使われていた。

(執筆:C.J. Chivers記者)

(C)2016 The New York Times News Serives 

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