米テスラ「モデルS」、サスペンションに問題か 所有者と情報非開示の合意をした上で修理
[ワシントン 9日 ロイター] - 米道路交通安全局(NHTSA)は9日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラ・モーターズ<TSLA.O>の主力セダン「モデルS」のサスペンションに問題がある可能性を調査していると発表した。
NHTSAのスポークスマンは、「モデルSのサスペンションについて調査しており、所有者と同社から追加情報を求めている」と述べた。
NHTSAはまた、テスラがサスペンションの問題がある「モデルS」の所有者との間で情報を開示しない合意をしていたと明らかにした。
同局のローズカインド局長は業界会合で行われたインタビューで、現在は情報収集を行っている段階だと述べた。
自動車関連のウェブサイトdailykanban.comは今週、モデルSに安全上の欠陥がある可能性について報道。サスペンションに問題があるとウェブ上に書き込んだモデルS所有者が、NHTSAの調査担当から電子メールを受け取ったと報じた。
所有者によるとテスラは、同社が修理費用を負担することを開示しないことを条件に、費用3100ドルの50%を負担することで合意したという。
テスラの広報担当はNHTSAの発表内容を精査していると述べた。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら