今どき日中貿易で収益拡大、物流会社のナゼ

対中輸出低迷でも輸入は活況

中国リスクへの不安が依然払拭されない中、日中貿易で業績を伸ばしている企業がある。日中間の海上輸送を主力とするエーアイテイーだ。

尖閣問題に伴う反日ムード盛り上がりや、中国国内景気の減速傾向などにより、日本から中国向けの輸出量は下振れする状況にある。しかし、同社がビジネスの中心としている中国から日本への輸入輸送では、反日の影響が限定的だ。

2ケタ成長続き、中国リスクは限定的

エーアイテイーの上期(2012年3~8月期)の受注貨物量は前年同期比2ケタ成長となり、中国リスクが本格化した第3四半期(9~11月期)も、ほぼ計画通りに進捗しているとみられる。

今13年2月期の同社業績について、東洋経済では、会社側の期初(今年4月時点)計画とほぼ同様に、売上高168億円(前期比14.7%増)、営業利益で11.5億円(同9.9%増)と見ている。今期計画が期初の想定どおり達成されれば、純利益(東洋経済予想では7億円)の更新は8期連続、増配(年56円配予定)は7期連続となる。

次ページ懸念はむしろ人手不足
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 若者のための経済学
  • 本当に強い大学
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • インフレが日本を救う
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
スクープ! 積水ハウス地面師事件<br>「封印された報告書」の全貌

「なぜ積水はだまされたのか」。2年前の地面師グループによる大型詐欺事件。謎を解く同社の内部資料を本誌が独自に入手した。だまされた積水が調査報告書の公開を拒む理由は。取引を承認した役員が現在も要職にある“闇”をいま明かす。