まるで下北沢!福岡「東京人好みの街」の魅力 中心部まで地下鉄で7分、徒歩圏にはビーチ
近くには西新商店街があり、近郊で採れた新鮮な野菜、魚介類などを並べるリヤカーも10台ほど繰り出す。親しみを込めて「リヤカー部隊」と呼ばれ、「これもおまけで持っていきんしゃい」などと、おばちゃんたちの声が飛ぶ。学生街だけに、安い定食屋や飲み屋も多い。
「東京の人が西新に愛着を覚えるのは、元気な商店街のある街に慣れているからでは」と三好不動産の担当者。商店街、学生街の周辺に閑静な住宅街が広がっている構造も下北沢に似ている。
徒歩圏に「まるでお台場」な人工海浜
徒歩圏内には人工のビーチ(シーサイドももち海浜公園)もあり、転勤者にすれば「まるでお台場」だ。博多湾に浮かぶ能古島や、志賀島の島影を見ながら走るランナーも多い。ソフトバンクホークスの本拠地、ヤフオクドームも近い。
これだけそろった西新の平均家賃は4万円台(1K・1DK)〜7万円台前半(1LDK)。まさに“ミラクル下北沢”と言っていいだろう。
ちなみにOLに人気なのは天神に隣接した薬院地区。おしゃれなカフェや飲食店が林立し、キッチンが広くてコンロが二つ以上あるといった女性向け仕様のマンションが多い点でも評価が高いそうだ。
(記者:南家弘毅)
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