アコーディアにホワイトナイトは現れず

大幅増配でひとまず買収対抗

ホワイトナイトはひとまず登場せず、大幅増配で敵対的買収に対抗――。

ゴルフ場運営最大手、アコーディア・ゴルフは12月3日、同業2位のPGMホールディングスに仕掛けられていたTOB(株式公開買い付け)に対する意見表明と買収防衛策を発表した。

純利益のほとんどを回す大幅増配に

東洋経済が11月30日付でオンライン配信した「アコーディアは週明けにも強力な対抗策か」で想定した買収防衛策のうち、大幅増配には踏み切った反面、ホワイトナイト(買収を仕掛けられた側にとって友好的な第三者)については具体的な言及はなかった。

アコーディアの発表した意見の内容は当然ながら“反対”。買収防衛策としては、今2013年3月期の1株当たり年間配当予定を従来の1600円(TOB発表前の10月31日に、期初計画1400円からいったん引き上げていた)から5500円に引き上げる“大幅増配”を打ち出した。今期の場合、会社側が開示している1株当たり純利益計画は5263円。5500円配だと、1株当たり純利益に占める配当額の割合を表す配当性向は104.5%にも上る。

次ページ配当利回りは東証でも屈指に
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナショック、企業の針路
  • コロナ後を生き抜く
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 西村直人の乗り物見聞録
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激震! 不動産<br>大荒れ市況を徹底分析

コロナショックが直撃したのは、ホテルや大都市に立地する商業施設です。一方、郊外の商業施設や物流施設は需要増に沸いています。分譲マンションやオフィスビルの先行きには不透明感が漂います。不動産業界における明と暗。その最前線に肉薄します。