圧倒的勝ち組は、極めて「ドライ」に努力する 天明麻衣子は、弱みをいったん「放置」する!
でも、「仕事の評価につながる強みと弱み」って、どうしたらわかるのでしょうか? 私は、他人と比較することが必要だと思います。自分で「プレゼンが得意だ」と思っていても、自分より競合プレゼンの勝率が高い人が同じ部署にいるなら、果たして本当に強みなの?となりますよね。
他人と比較をすれば、「自分では弱みだと思っていたけど、周りはもっと下手だった。ちょっとだけ頑張れば、意外と抜きんでることはたやすいかもしれない」とか、「自分では強みだと思っていたけど、ほかにもすごい人は何人もいる。別の強みを探そう」と、戦略を立てることができます。
「猛者ばかりのフィールド」に固執しない
私の場合は、NHK仙台では原稿読みがほかのキャスターと比べて下手だったので、そこは努力を重ねても人並みになるのがやっとだなと判断し、見切りをつけました。
でも一方で、生放送での臨機応変な対応やちょっとしたアドリブが面白いと評価してくださる方は多くいました。そこで、コメントを言う時にはありきたりのことを言わないよう、いつも頭を巡らせ、磨きをかけました。
他人と比較することで、「猛者ばかりのフィールドで奮闘する」といった効率の悪い努力をせずにすみます。努力すらも効率よく、ムダを極力排除しようとするのが、圧倒的勝ち組のやり方なのです。
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