圧倒的勝ち組は、極めて「ドライ」に努力する 天明麻衣子は、弱みをいったん「放置」する!

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

でも、「仕事の評価につながる強みと弱み」って、どうしたらわかるのでしょうか? 私は、他人と比較することが必要だと思います。自分で「プレゼンが得意だ」と思っていても、自分より競合プレゼンの勝率が高い人が同じ部署にいるなら、果たして本当に強みなの?となりますよね。

他人と比較をすれば、「自分では弱みだと思っていたけど、周りはもっと下手だった。ちょっとだけ頑張れば、意外と抜きんでることはたやすいかもしれない」とか、「自分では強みだと思っていたけど、ほかにもすごい人は何人もいる。別の強みを探そう」と、戦略を立てることができます。

「猛者ばかりのフィールド」に固執しない

書影をクリックするとアマゾン販売ページにジャンプします

私の場合は、NHK仙台では原稿読みがほかのキャスターと比べて下手だったので、そこは努力を重ねても人並みになるのがやっとだなと判断し、見切りをつけました。

でも一方で、生放送での臨機応変な対応やちょっとしたアドリブが面白いと評価してくださる方は多くいました。そこで、コメントを言う時にはありきたりのことを言わないよう、いつも頭を巡らせ、磨きをかけました。

他人と比較することで、「猛者ばかりのフィールドで奮闘する」といった効率の悪い努力をせずにすみます。努力すらも効率よく、ムダを極力排除しようとするのが、圧倒的勝ち組のやり方なのです。

天明 麻衣子 フリーアナウンサー

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

てんめい まいこ / Maiko Tenmei

ホリプロ所属。フリーアナウンサー。

1989年、横浜市出身。東京大学文学部に在学中、NHK「テストの花道」に出演。卒業後、NHK仙台放送局にキャスターとして2年間勤務する。
その後、JPモルガンへ転職。弁護士の夫と結婚し、スペインで1年弱を過ごす。帰国後、フリーアナウンサーとして活動を開始。

2015年8月、テレビ朝日「クイズプレゼンバラエティー Qさま! ! 」の「学力女王No.1決定戦」で初出場にして初優勝を飾り、その後も定期的に出演。現在はBSジャパン「日経モーニングプラス」のサブキャスターをはじめ、精力的に活動中。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事