圧倒的勝ち組は、極めて「ドライ」に努力する 天明麻衣子は、弱みをいったん「放置」する!

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さて、最終的な目標が決まった後にすべきことは、優先順位に従って具体的な行動に移していくことです。その優先順位の付け方にも、圧倒的な勝ち組とそうでない人の差が表れます。

圧倒的な勝ち組は、結果の出ない努力はムダと考えます。ただの「努力してますアピール」は何もしていないのと一緒、ということですね。ですから、まずは今の仕事に関わる部分から行動に移していくのです。なぜなら、それらがいちばん他人に認められやすく、結果が出ることでさらにモチベーションがアップするからです。

「仕事につながる努力をする → 周りに評価される → モチベーションアップ → さらに頑張る → 評価がますます高くなる」という正のスパイラルに自分を巻き込めるかが、一流と二流の分かれ道なのです。

今の私にとっての「努力のしどころ」は、最近よく出させていただくようになったクイズ番組です。皆が答えたがらない難しい問題にも果敢に挑戦したり、ちょっと強気な発言をしたりして番組が盛り上がれば、私も番組に少しは貢献できたことになりますからね。

弱みを「いったん放置する」という割り切り

もうひとつ、エリートにありがちな「自分の欠点を見過ごせない」という欠点を克服することも重要です。エリートって、完璧主義者である場合が多いもの。自分の強みを伸ばすだけじゃなく、弱みを埋めないと気が済まないんですね。でもそれって、今すぐやるべきことでしょうか? 仕事に関係ない弱みであれば、優先順位のいちばん下に置いておいていいのではないでしょうか。

たしかに自分に弱みがあるというのは気になることではありますが、仕事で評価される強みを鍛えるためにも、弱みをいったん放置するという割り切りができるようになりましょう。

私に関して言えば、エクセルをもっとスピーディーに使いこなせるようになりたいという希望はあります。でも、その弱みはほうっておいても今の仕事に支障が出ないので、とりあえずそのままにしています。気にはなるんですよ、やっぱり。でも、今の私にとってエクセルは、ただの趣味教養になってしまう。そこに時間を使うなら、政治経済の勉強でもしたほうが、よっぽど今の仕事の役に立ちますからね。

ドライに割り切って、仕事に応じてフレキシブルな努力をするのが、圧倒的な勝ち組への近道ですよ!

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