銀座の巨大な新名所はいかにして生まれたか 9年がかりで完成した東急プラザ銀座の全貌
イメージしているのは、07年のJR有楽町駅前再開発だ。有楽町イトシアとマロニエゲートが開業すると、それらをつなぐ銀座マロニエ通りの人通りが増えて、通り一帯の評価が上がった。周辺施設との相乗効果で動線が変わり、街が活性化する。狙い通りの変化が起こるのか、その動向に注目したい。
どうやって人が集まる場をつくるのか?
東急プラザ銀座の建設計画を見てみると現時点で最も先進的な人が集まる仕掛けを随所に取り込んでいる。モノ消費からコト消費へ。そういわれて久しいけれど、実はまだ正解のない段階。だからこそ注目したい最新の商業施設にほしい要素のエトセトラ……。
本稿は2016年2月発売の月刊誌『GQ JAPAN』4月号に掲載した記事です。
(Words: Toshiaki Ishii Photos: Michinori Aoki @ Light)
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