やったこと(かかわったこと)があるというだけで、やり方がわかっていないことに気づかないまま「出来る」と思い込んでしまう。「やったことがある=自分は出来る」と無意識に自分の実力に「ゲタを履かせる」のが、「ゲタ思考」の構造。心理学で「ラベリング」と呼ばれる、自分にレッテルを貼ってしまう現象です。
自分の目線を高いところに置ける人
デキる人は「出来ると思います!」とは答える人は少なく、「出来る気がします♪」と答える人が多いようです。デキる人たちのお話を聞くと、デキないオトコと考え方が大きく違うことがわかりました。名付けて
「ハイヒール思考」。
自分の経歴に「ゲタを履かせる」のではなく、視線を上げて「自分のイメージをアゲる」思考法です。次の3つのステップを踏みます。
① アウトプットで測る
「そのタスクって何をするんですか?」「どうなったら良いんですか?」。タスクの成果物(アウトプット)を聞くのがデキる人の特徴。目的や目標といったタスクの目指す未来に、デキる人は目線が行くようです。
② やり方をイメージする
「それってどんな感じでやるんですかね……」。アウトプットを確認したら、デキる人はどうやってそのアウトプットを出すか、やり方や進め方をざっくりイメージしていました。
③ 出来るイメージが持てるか
やり方をイメージしたら、実際にそれをやっている自分がイメージできるか、タスクを出来る自分のイメージが持てるかを自分に確認します。イメージが持てれば「(タスクをやっている自分がイメージできるので)出来る気がします♪」と答えるというわけです。
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