「アイフォーン5」投入 反撃に出るアップル

「アイフォーン5」投入 反撃に出るアップル

アップルは9月12日、サンフランシスコで特別イベントを開催。ここで明らかにしたのは事前のうわさどおり、スマートフォンの新機種「アイフォーン5」だった。

それ以外にも、音楽プレーヤー「アイポッド」シリーズを年末クリスマス商戦に備え全面的に刷新すると発表したが、今やアップルの中核製品は全社売り上げの半分(2012年4~6月期実績は46%)を占めているアイフォーン。2時間に及ぶプレゼンテーションの時間配分もこちらに比重が置かれていた。

「iOS搭載機の販売台数は前四半期(4~6月)に4億台を超えた。これは本当に驚くべきこと。それを次のレベルに引き上げる新製品が新しいアイフォーンだ」。ティム・クックCEOが自信たっぷりに説明したように、今回のバージョンアップには力が込められている。

昨年10月発売の「4S」は10年6月発売の「4」からのマイナーバージョンアップであり、ハードウエアの外観に変化はなかった。対して「5」は本体サイズ、画面サイズ、外部接続端子、イヤホンなどハード面で大きな変更が加えられた。

液晶画面サイズは初代機以来の3・5インチから4インチへ拡大した。グーグルの無償OS「アンドロイド」を採用するライバルメーカーのサムスン電子は4・8インチの「ギャラクシーS3」、HTCは4・3インチの「EVO 3D」を販売しており、遅ればせながらアップルも大画面化の潮流に追随した格好だ。

中核半導体には3月発売の最新版アイパッドに搭載した「A5」をさらに進化させた「A6」を採用。従来機種よりもデータ処理速度を飛躍的に向上させた。

それでいて、現行の4Sに比べて厚さは18%薄い7・6ミリメートル、重さを20%軽い112グラムに抑えた。実際手にしてみると、酸化皮膜アルミニウムを用いたボディは、かなり軽く感じられる。液晶画面にタッチセンサーを組み込むこと、チップの小型化などにより小型軽量化を実現した。

 

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