3回目の社労士試験、そして・・・

あなたにも出来る!社労士合格体験記

 

悩み過ぎは失敗への伏線

C~Eは紛争解決手続き代理業務からの出題で、Cは私の勉強からは漏れていた箇所でした。問題文は「社会保険労務士法第2条第2項に規定されている紛争解決手続き代理業務には、紛争解決手続きの開始から終了に至るまでの間に『C:和解の交渉』を行うことが含まれる」で、法2条第3項第2号からの出題でした。私は正解の『和解の交渉』ではなく、「あっせん」と「調停」という選択肢に気を取られ、ここでも悩んでしまいます。

そして、DとEは選択式予想問題集がズバリ的中しました。たとえ悩みに悩んだAとCを落としても、このDとEの2つが取れていれば、Bと合わせて科目別の合格基準点である3問はクリアできていたはずでした。

問題文は「紛争解決手続代理業務を行うことのできる社会保険労務士は、『D:紛争解決手続代理業務試験』に合格し、かつ社会保険労務士法第14条の11の3第1項の規定による紛争解決手続代理業務の付記を受けた社会保険労務士である『E:特定』社会保険労務士に限られる」という2条2項からの出題。私がまんまと引っかかってしまったのは紛らわしい「紛争解決手続業務試験」という選択肢でした。

でも、問題文にもヒントはありました。「紛争解決手続代理業務」という言葉が何回も出てくるのです。従って、2つの選択肢を冷静に比較していれば、当然「代理」という言葉が入った正解肢『紛争解決手続代理業務試験』の方を選ぶことができたはずです。

私が間違えてしまったのは、明らかに違う他の選択肢「特定社会保険労務士試験」「特認紛争解決業務試験」に気を取られてしまったからです。そして、肝心の比較しなければならない選択肢があることに気付かなかったという慢心からです。見直しの度に、前の問題で悩み過ぎてしまったことも伏線になっていました。

次回は、休む間もなく行政書士試験の追い込みです。

【毎月第2・第4火曜日に掲載予定】

翠 洋(みす・ひろし)
1958年愛知県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業後、ラジオたんぱ(現・ラジオNIKKEI)入社。番組制作、報道、出版事業などを経て45歳で退職。延べ1年半の失業期間の後、NHK「地球ラジオ」の専属ディレクターとして3年勤務。その間、ファイナンシャル・プランナー(AFP)に登録。2007年4度目の挑戦で「行政書士」合格後、行政書士法人で外国人の日本在留ビザ申請代行業務に従事。「社会保険労務士」には、2008年4度目の挑戦で合格。Mr. MISU国際行政書士事務所、中央社労士オフィスみす開設。現在は、LEC講師として社労士「新合格講座」「人事労務基礎科」などを教えている。趣味はアルトサックス演奏、温泉巡り。「語学オタク」。(TOEIC 945点、中国語コミュニケーション能力検定TECC 883点、ハングル能力検定 準2級)。

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