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VAIOの延長がソニーのモバイルになる--ソニー・鈴木国正モバイル担当執行役《キーマンを直撃》

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 一方で、コスト削減で利益を上げるという極めてオーソドックスなこともきちんとやっていく。それにソニー独自の音楽、映像、電子書籍といったコンテンツビジネスも乗せていく。最初はUXを高めるツールの1つとしてコンテンツをビジネスに利用しようと考えているが、数年後にはコンテンツビジネスそのものも利益に貢献することもあると思う。

--ソニーの掲げるUX(顧客体験)は、どれほど差別化要素になりますか?

ソニーはテレビやブルーレイディスクプレイヤー、デジタルイメージング、オーディオなどを持っており、これらを連動するとどういうことが起きるのかを考えながら、UXを作り込んでいる。最初はソニーの端末同士でやることになるが、必ずしもクローズドでやるつもりはない。アプリケーションをアンドロイドで使っていればほかの商品でも使えるようになるし、そういった視野で顧客が使いやすい商品を作るように心がけている。多くのライバル達は、ソニーのような取り組みはできない。

■コンテンツを自ら手がける企業は限られる

もう1つがネットワークサービスで、コンテンツを自ら手がける企業は限られている。もちろんオペレーションもやらなければならないし、経営的な難しさやプレッシャーもあるが、同時にそれを十分に生かし切るコンテンツが手元にあるからこその強みがある。ハードウェアとシームレスにつなぐことで、音楽やビデオ、パーソナルコンテンツ、電子書籍のコンテンツなどを、自由にわかりやすく楽しむことができる。

--アップルとサムスンの訴訟の影響で、OS戦略に変化はありますか?

今のところ影響はないと見ています。今はUX的にもアンドロイドが面白いモノが出来ると考えている。ウィンドウズホンについては検討中です。

(聞き手:前田 佳子 =東洋経済オンライン)

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