──保育所への民間参入など、規制緩和は進んだように見える。何がハードルか。
ボトルネックは地方自治体でしょう。何カ所作るというのは、自治体が決めているんです。保育所が認可を得るには、すべての権限を持つ自治体にお伺いを立て、自治体が審査して選びます。保育士は補助金が出れば変わりますが、保育所は自治体そのものがハードルになってきます。
自治体は動くのが遅い。国の規制にさらに上乗せで規制しています。保育所の場合、東京のある区では小規模保育所の園長の基準に、6年継続して保育業務で働いた経験が必要、などの条件がつく。これでは産休も取れない。「質を高める」という名目で、無意味に規制し、保育所を作りづらくしているわけです。
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