ソウルの小型書店でユニークな試みが続々 文化を創造する空間としてアピール

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書籍と読者が恋に落ちる。そんな書籍に出会える書店が、ソウル市江南(カンナム)地区にある。「ブックティーク」がそれだ。10を超える読書会や同好会が推薦する書籍に加え、人文書やステディセラーなどを取りそろえている。

毎週金曜日は24時間オープンにし、徹夜でも本を読むことができる。読者を継続して引き入れようとするために読書会などを企画し、また作家による講演会も開催していると、パク・ジョンウォン代表は紹介する。

大人も楽しめる絵本専門店

フレドリック

出版社と共同運営の絵本専門店「フレドリック」は、子どもたちだけでなく大人も楽しめる書店だ。

絵本を愛する読者のための至上の空間でもある。絵本評論家であるチョン・ヨンフ代表と童話作家のイ・ルリ氏が共同経営するフリードリックは、選んだ絵本を芸術作品として扱うようにした書店だ。チョン代表が編集したシリーズは、すでにイスラエルやトルコなど6カ国で出版されている。

チョン代表は「毎日絵本を読んで遊ぶことができる空間があればいいと考えていたが、ある日突然、『これ以上引き延ばしてはいけない』と決心して書店をオープンした」と打ち明ける。フリードリックでは、絵本に関する講義も聴くことができる。

ソウルだけでなく、韓国国内の小型書店情報を集めた本も出版された。出版社の「南海の春の日」が出版した「小さな書店、私たちの本を売りますよ」と、出版社の「ブックノマド」が出した「われわれ、独立書籍」は、各地域で文化的空間として注目される書店を多彩な写真と文章を通じて案内している。

アン・ドンファン 「ソウル新聞」記者
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