症状が出やすい顔や首は、衣類で覆われていない部分。マフラーやスカーフ、マスク、メガネなどで、なるべく肌が外気に触れないようにするのが、セルフケアの最大のポイントです。
また近年、花粉症皮膚炎の患者が増えたことにより、製薬会社や化粧品メーカーからは「花粉ガードスプレー」や「花粉吸着防止剤入りクリーム」が登場。花粉だけでなく、黄砂やPM2.5の悪影響からも肌を守ってくれます。これらはドラックストアやコンビニでも購入できますので、ぜひ活用してみてください。
外出から戻ったときは、うがい、手洗いと同時に、洗顔や、おしぼりなどで顔や首を拭いて、花粉を取り除くようにしましょう。
「体の中」から花粉をガードするには?
皮膚にはもともとバリア機能が備わっていますが、空気の乾燥や毎日食べているものの影響で、この機能が乱れてしまいます。すると花粉などの外気からの刺激に負けて、炎症を起こしやすくなります。
このバリア機能を正常に保つには、肌の代謝を促すビタミンAや、バリア機能を構築する下支えとなるセラミド、コラーゲンなどが、体内に十分存在している必要があります。
この3つの基盤がしっかりすると、鼻やのど、目の粘膜も健康に保つ効果が期待できるので、花粉症皮膚炎の予防だけでなく、体全体が花粉に反応しにくく改善されていくでしょう。
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