ジュネーブ自動車ショーにVW不正問題のカゲ

消費者の嗜好とメーカーの対応がかみ合わず

 2月26日、3月1日開幕するジュネーブ・モーターショーは、VWの排ガス不正問題が影を落とし、消費者の嗜好とメーカーの対応がかみ合わない、ちぐはぐな展示となりそうだ。写真はスイスのデューベンドルフで12日撮影(2016年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[フランクフルト 26 ロイター] - 3月1日開幕するジュネーブ・モーターショーは、フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>の排ガス不正問題が影を落とし、消費者の嗜好とメーカーの対応がかみ合わない、ちぐはぐな展示となりそうだ。

規制当局は排ガス規制を強化

今年もジュネーブ・モーターショーでは「マセラティ・レヴァンンテ」、「ブガッティ・シロン」、「ランボルギーニ・センテナリオ」などの排気量の多い高級車が展示される。

ただ、規制当局は排ガス規制の強化に動いており、こうした展示手法が例年通り成功を収めるとは言い難い。

センター・オートモーティブ・リサーチ(CAR)のフェルディナンド・ダデンヘフェー代表は、欧州で販売される自動車の半分以上がディーゼル車だと指摘。「ジュネーブは今年、ディーゼルの排ガスの厚い雲に覆われそうだ」と話した。

VWの不正事件で欧州の高級車メーカーがハイブリッド車や電気自動車の分野では大きく遅れを取っている実態が浮き彫りになった。

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