東京「進化」論 伸びる街・変わる街・儲かる街 増田悦佐著
楽しむ、住む、働く、起業する。それぞれの目的で満足できる東京の街はどこか。学者から建設・不動産アナリストに転じ、「街歩き」の達人としても知られる著者が、「気づいていない角度から」街の姿を伝え、それを探った。
自由が丘、田園調布などイメージのよい「派手街」よりも、住みやすい「地味街」に人気が集まるのが近年の傾向であり、ブログの街案内の情報を使い、人々が街を実体験していることが影響したと分析する。おたくの聖地の秋葉原や中野の一段の発展、変身の予感のある新橋など、意外な街の素顔が浮かび上がる。
実は「断固として何でもアリ、誰でもコイの混沌状態」が東京の魅力、それを楽しもうと呼びかける。
朝日新書 819円
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