名古屋・京阪神版「乗り換えが大変な駅」10選 地方にはワンダーな乗換駅がいっぱいだ!

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3)栄に行くのにひと苦労、名古屋駅

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名鉄名古屋駅のホーム。さまざまな行先の電車が同じホームに入ってくる

名古屋駅は、JRから地下鉄、名鉄、近鉄への乗り換えが分かりにくい。とくに東海道新幹線を降りて、繁華街の栄に向かうため地下鉄に乗ろうとすると時間がかかる。

とりわけ、東山線の乗り場は、コンコースを突っ切って東にある桜通口まで距離がある上、混雑していて歩きにくい。しかも東山線は車両が小ぶりなせいもあって平日の昼間でも大変な混みようだ。正直うんざりしてしまう。

むしろ、新幹線改札口に近いところにある桜通線を利用した方が、空いていて精神衛生に良い。栄という駅はないものの、久屋大通駅で下車し、栄駅とつながっている地下街を歩いた方が気分的に楽だと思う。

4)名古屋の地下鉄では珍しい?通路の長い丸の内駅

名古屋の地下鉄は、路線が交差しているところに駅があり、階段が複雑に入り組んでいる個所はあるものの、東京メトロの乗り換えに比べれば、比較的歩く距離が短い。その中で、地下通路が長いのが鶴舞線と桜通線の乗換駅丸の内駅だ。

両線が交差する位置にホームがないためで、乗り換えのため最低でも5分は歩く必要がある。余談だが、鶴舞線と桜通線をつなぐ線路が地下を通っていて、桜通線の電車は鶴舞線の赤池駅付近にある車庫で検査を受けることになっている。

乗り換え以前に乗るのが大変な駅

5)構造は単純、行先多数・・・名鉄名古屋駅

名古屋で乗り換えどころか電車に乗るのが大変な駅として名鉄名古屋駅がある。駅の構造は、上下僅か2本の線路があり、ホームがそれぞれの線路の両側にある(3面)という、ある意味単純な構造だ。

しかし、ここに発着する電車は多方面からやってきて、多方面へ向かう。北へ向かう電車は名鉄岐阜行き、佐屋行き(津島方面)、新鵜沼行き、新可児行き(犬山経由)など、南へ向かう電車は、豊橋行き、吉良吉田行き、豊川稲荷行き、中部国際空港行き、河和行き、内海行きなどがある。

電車の行先が目的地ならそれに乗っていけばよいが、途中駅で降りるなら、どの電車に乗ればいいのか、初めて乗る人は戸惑うよりも恐怖を覚えるのではないだろうか?マイナーな駅名の行き先も多く、難易度は高い。長いホームは停車位置も複雑で、発車時間前であっても、不安を覚える人は多いであろう。

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