ペンタックス、デジカメ事業再建の「本気度」、超高スペック機種を13万円で投入!


 今回の「K−7」の投入は「浜田新体制の成果とみてもらっていい」(井植敏彰・イメージング・システム事業部長)。「日々刻々と技術革新が進むデジタル製品の開発のなかで、従来は『どのタイミングで製品化に踏み切るか』の見極めが下手だった。商品企画から製品化までに時間がかかりすぎていたこともあり、製品化したときにはすでに古くなり始めていることもしばしばだった。今回は製品化のタイミングの見極めや開発期間の短縮化などがうまくいき、ベストのものを出すことができた」(井植事業部長)。

HOYAは前期末までにペンタックス益子事業所(栃木県)を閉鎖(カメラ事業以外は存続)し、一眼レフ中高級品生産をフィリピン・セブ島に移管。加えて、売れ残り在庫を作らないような生産、販売管理を行うことにより、充実のスペックでも利益は確保する計画だ。
 
 同機はハイアマチュア向けでターゲットが絞られているため、このカメラによるシェア挽回に大きな期待を寄せることはできない。だが、2強のキヤノン、ニコンでも出せないような傑作カメラの投入は、古豪ペンタックスの意地を見せたといってよい。「今後の製品投入計画については非開示」(商品企画グループ)だが、「浜田新体制」の第2弾にもファンの期待は高まっている。

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(桑原 幸作 =東洋経済オンライン)

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