1人で重奏!未来の楽器は何がスゴイのか

指で弾くのではなく、体で動かして操作

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世界中の楽器メーカーが集まる、世界最大の楽器展示会「NAMM」(米カリフォルニア州アナハイムで開催)では、未来の楽器とアナログ技術の融合が見られた。その一つ、カダブラは音楽業界に革命を起こしたいと考えている。

カダブラはMDDIのコントローラーを使って、演奏者が最大16種類の楽器を同時に演奏することが可能だ。イスラエルのトライバル・ツールズが開発したこの楽器は、無線やUSBを通じて、外部音源によって作られた音を操作できる。音は演奏者の動きによって変えられる。

「まずは今の音楽の常識を少し変えてみたいという思いがあった。ノブやフェーダーを回して音を変えるのではなく、楽器を動かして(音を変えることで)観客が目で見て感じられるようにしたかった」と、トライバル社の音楽アドバイザー兼営業担当者のモシェ・ヨッフェ氏は話す。

このほかに展示会で目を引いたのは、木製のシンセサイザーコントローラーだ。演奏者はキーボードを弾く際に、このコントローラーの表面をタップしたり、触れる位置を変えたりすることでより表現力豊かにシンセサイザーを演奏することができる。この製品は、デジタル、アナログにかかわらず、あらゆるシンセサイザーで利用できるという。

「(シンセサイザーを)コントロールできるところが4カ所あり、操作はすべてそこへ圧力を加えることで行う。非常に複雑な仕組みで、これはまさにアコースティックな体験といえる」と、同製品を開発するエクスプレッシブEのマーケティン部部長アーサー・ボーフレット氏は話す。

4日間に渡って開かれた展示会では、新しい技術だけが紹介されたわけではない。ムーグはビンテージ商品を数点展示し、50年前のシンセサイザーが今でもちゃんと音を出せることを示していた。

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