広告主の皆さん、調子に乗っていませんか アメリカの広告マンたちが告白する不満

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広告マンは、怒っています!(写真 : Sergey Nivens / PIXTA)
この記事はデジタルマーケティング戦略に特化したメディア「DIGIDAY[日本版]」(運営:インフォバーン)の提供記事です

アメリカにおける多くの広告代理店関係者は、「クライアントの束縛がもっと少なければ、さらによい結果を生み出せるのに」という共通の思いを抱いている。

たとえ、しかるべき報酬を得ていたとしても、その胸中は変わらない。そうした状況が、エージェンシーたちを時代遅れの考え方から解き放ち、さらによい仕事を生み出させているのだ。

守られない「基本的なマナー」

しかし、もっと後ろ向きな意味で、ちょっとしたクライアントの行為が、彼らの神経を逆なでするケースもある。米DIGIDAYでは、代理店の創業者やCEO、最高コミュニケーション責任者(CCO)らに匿名で協力を仰ぎ、クライアントへの不満の種を教えてもらった。どんなに両者がお互いにとって重要な存在であっても、その関係にギャップが生じることもある。

たとえば、「われわれが構築したWebサイトより多くの責任をクライアントは負っているが、彼らは手を広げすぎだ」と、ある代理店のプレジデントは指摘する。「クライアントはプロジェクトの目標とその数値を設定するなか、代理店を目標達成に役立てるベンダーのひとつでしかないと考えるようになってきている」。

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