自律神経を整える正しい呼吸法は意外と難しい ほとんどの人は正しく「深呼吸」できていない

腹式呼吸は自律神経を刺激する呼吸法
私たちの体にはそれぞれのバイオリズムが備わっています。ベストコンディションをつくるうえでいちばん大事なのは、それを崩さないようにすることです。
バイオリズムを保つうえで重要なのが、自律神経です。通常、日中は心身を興奮させる「交感神経」がオンになり、夜は心身をリラックスさせる「副交感神経」がオンになります。そして、日中は活動、夜は休息というリズムが保たれています。
問題なのは、現代人は夜遅くまで仕事したり、強い光を浴びたりしているので、夜になってもなかなか休息モードに切り替わらず、睡眠の質が低下してしまうことです。
そこで有効なのが、「腹式呼吸」です。腹式呼吸は自律神経を刺激し、副交感神経をオンにしてくれるので、心身をリラックスさせる効果があるのです。まさに睡眠の質を上げるのにぴったりの呼吸法。「腹式呼吸を5回するだけで、直後の睡眠の質が向上した」という報告もあります。
腹式呼吸とは、吸う息でお腹を膨らませ、吐く息でお腹をへこませる呼吸法です。とてもシンプルですね。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら