朗報!赤ちゃんの泣き声が「判読」可能に アプリ正解率は生後2週間でなんと92%

拡大
縮小
写真をクリックすると動画サイト(英文)にジャンプします

赤ちゃんが何を伝えたいのか分かる「泣き声翻訳」のモバイルアプリを、台湾の国立雲林科技大学の研究チームが開発した。チームを率いる張川玉教授によると、泣き声をクラウド上で解析して「空腹、排泄、眠気、痛みの4つのメッセージを識別」できる。

解析のためのデータベースは、張教授と協力者が2年以上かけて集めた約20万件の泣き声で構成されている。この動画では、赤ちゃんが泣いていたのは空腹だからだった。

ユーザーフィードバックによれば、アプリの翻訳が正解を示す率は生後2週未満で92%。生後1ヶ月から2ヶ月の場合は84〜85%。生後4ヶ月では77%。赤ん坊はロボットではないので100%とまではいかないが、かなりの正解率ではある。

このアプリは、初の子育てには手放せないものになるだろう。12月17日に生まれた娘が生後1週の時から使っているグオ・ヨンミン氏(41)は「私たちのように初めて子供を授かる親たちは、赤ん坊が泣くのを見てもうろたえるばかりだ。しかし、このアプリはシンプルに何をすればよいのか教えてくれるので、適切な行動を取ることができる」と語る。

このアプリを使えば、あなたの赤ん坊も幸せに眠ることができるだろう。

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT