泥沼訴訟で笑うのは? 過熱するスマホ特許戦争 アップルVS.サムスン
ハイテク調査会社エンドポイント・テクノロジーズのアナリスト、ロジャー・ケイ氏も「アップルにとってグーグル追撃はジハードのようなもの。当面、サムスンやHTCなどアンドロイドのライセンシーを攻める形でグーグルを追い詰めながら、最終的には行くところまで行くのではないか」と見る。
スマホ市場が膨らみ続ける中、それぞれが一歩も譲れない状況なのは間違いない。が、どこかで共存できる道を探らないかぎり、両陣営とも訴訟ばかりにエネルギーを取られ、疲弊することになりかねない。
(山田俊浩、倉沢美左 =週刊東洋経済2012年9月8日号)
記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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