泥沼訴訟で笑うのは? 過熱するスマホ特許戦争

アップルVS.サムスン 

アップルVS.サムスン 泥沼訴訟で笑うのは? 過熱するスマホ特許戦争

サムスン電子のスマートフォン、タブレット端末の「ギャラクシー」シリーズは、アップルのアイフォーンやアイパッドの特許(意匠権)を侵害しているのか──。昨年4月以降、アップルは世界各国でサムスンを相手取って法廷闘争を繰り広げてきたが、最重要市場である米国ではアップルが“完勝”した。

8月24日、米連邦地裁の陪審団はサムスンがアップルに対し10億5000万ドルの賠償金を支払うよう要求。これは特許侵害訴訟においては史上最高額。しかも判事の判断次第では、賠償金額が3倍にまで膨らむ可能性がある。

同じ日に韓国のソウル中央地裁が出した判決は、アップル、サムスンともにお互いの特許を侵害しているというもので、いわばけんか両成敗。それに対し、米国ではサムスン側の主張はすべて退けられ、アップルはサムスンの特許を1件も侵害していない、との判断だった。

判決を受け、畳みかけるようにアップルはサムスンの現行機種8機種の米国内での販売差し止めを請求。9月中旬にはアイフォーンの新製品が市場投入される予定で、米国内でのシェアアップも見込まれる。

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