日産「ノート」の真価 女性責任者を初起用
日産には06年から女性の視点を車の開発に生かす、通称「女性視点グループ」がある。水口氏はその意見を反映して、最大85度まで開く後席ドアや、運転中でも目に入りやすいエコメーターを採用した。
人材の多様性は、カルロス・ゴーン社長率いる日産の真骨頂。GGMのような車に女性責任者を指名するところが、日産らしい。技術面や人材面で多様性を生かしたノート。ホンダ「フィット」やトヨタ「アクア」など、強力なライバルがひしめくコンパクトカー市場でどこまで存在感を出せるか。
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(並木厚憲 撮影:尾形文繁 =週刊東洋経済2012年9月8日号)
記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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