エニグモ「バイマ」、人気の理由 ソーシャルショッピングサイトが急成長
創業者のうち2人の出身大学が慶応だったことから、ハワイなど海外の三田会を活用し、商工会でも紹介してもらった。「ものすごく泥くさかったですよ」とは、創業者の一人である安藤英男COO。思いつくあらゆることをしてバイヤーの開拓をしたという。
軌道に乗ったのは、売買の実績が積み上がってから。「バイヤーさんの評価がどんどん貯まっていくので、それがサイトの安心感にも繋がる。やはり2~3回しか売ってないバイヤーさんばっかりだったら怖いですが、1000回売っていてトラブルのないバイヤーさんであれば安心して買える。そういう積み重ねですね」(須田氏)。
筆頭株主はソネットエンタテインメント。設立2年後の06年3月に第三者割当増資を実施し、資本を受け入れているが、同社が大株主となったベンチャーは、モバゲーのディー・エヌ・エーや医療サイトのエムスリーなど、大化けしたところも多い。エニグモの今後にも注目が集まる。
(山内 哲夫 =東洋経済オンライン)
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