ブリヂストンが天然ゴムのゲノム解読に成功、安定調達に向け第一歩

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病害診断技術は14年をメドに農園での実用化を目指す。ゲノム解読は今後他の品種・個体に広げ、15年にも具体的な育種の選抜に応用したい考え。確立した技術はブリヂストンのみではなく、他社や一般農園に広く提供する予定で、今後の研究開発の継続に向け公的研究としての応募も検討する。

天然ゴムはタイヤ原料の約3割を占め、タイヤの高強力維持に欠かせない。01年以降、天然ゴム相場の高騰が続き、タイヤメーカーの業績圧迫要因になっていた。ブリヂストンは今回のような技術開発の取り組みを通じ、天然ゴムの安定調達につなげたい考えだ。

※写真:パラゴムノキの葉

◆ブリヂストンの業績予想、会社概要はこちら

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(並木 厚憲 =東洋経済オンライン)

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