マセラティ ジャパンが2025年8月に日本で発売したSUV「グレカーレ エッセンツァ」は、買いやすさを狙って抑えた価格が話題となっている。あたりの優しい乗り心地を持ったモデルで、ドライブの印象も高得点だ。
もうひとつ、グレカーレ エッセンツァには注目すべきところがある。マセラティ ジャパンにとって、新たな販売施策を展開する強力なツールであるという点だ。
「従来のマセラティ車とは異なる顧客を対象にできる車種です」
マセラティ ジャパンの木村隆之社長はそう語り、マセラティ ジャパンでは、新しい販売戦略の導入を計画していると明かす。
マセラティでも売れ筋はSUV
マセラティといえば、「MCプーラ」や「GT2 ストラダーレ」、はたまた「グラントゥーリズモ」や「グランカブリオ」というスポーティなGTに目がいきがち。ちなみにGTとは、「Gran Turismo」の略であり、長距離移動を快適にこなすグランドツアラーといった意味だ。
しかし、実際に売れているのはSUV。従来、マセラティの販売にとって重要な牽引役を務めてきたのは、16年に登場したSUV「レヴァンテ」だった。
レヴァンテの販売が25年に終了。穴を埋めることを期待されているのがグレカーレだ。グレカーレは22年にデビューしたSUVで、全長4.9mのボディに2.9mのロングホイールベースが組み合わされている。



















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