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【990万円の日本限定エントリーグレード】1000万円以下でマセラティの本質に触れる、SUV「グレカーレ エッセンツァ」に課せられた重責

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昨年夏に1000万円を下まわる価格設定で登場した、マセラティのミドルサイズSUV「グレカーレ エッセンツァ」(写真:三木 宏章)

マセラティ ジャパンが2025年8月に日本で発売したSUV「グレカーレ エッセンツァ」は、買いやすさを狙って抑えた価格が話題となっている。あたりの優しい乗り心地を持ったモデルで、ドライブの印象も高得点だ。

もうひとつ、グレカーレ エッセンツァには注目すべきところがある。マセラティ ジャパンにとって、新たな販売施策を展開する強力なツールであるという点だ。

「従来のマセラティ車とは異なる顧客を対象にできる車種です」

マセラティ ジャパンの木村隆之社長はそう語り、マセラティ ジャパンでは、新しい販売戦略の導入を計画していると明かす。

【写真】1000万円以下で手に入るマセラティのSUV「グレカーレ エッセンツァ」のディテールと、トップグレードの「グレカーレ トロフェオ」(60枚)

マセラティでも売れ筋はSUV

日本国内でのデリバリーがはじまったばかりの「MCプーラ」と「GT 2ストラダーレ」(写真:三木 宏章)

マセラティといえば、「MCプーラ」や「GT2 ストラダーレ」、はたまた「グラントゥーリズモ」や「グランカブリオ」というスポーティなGTに目がいきがち。ちなみにGTとは、「Gran Turismo」の略であり、長距離移動を快適にこなすグランドツアラーといった意味だ。

しかし、実際に売れているのはSUV。従来、マセラティの販売にとって重要な牽引役を務めてきたのは、16年に登場したSUV「レヴァンテ」だった。

レヴァンテの販売が25年に終了。穴を埋めることを期待されているのがグレカーレだ。グレカーレは22年にデビューしたSUVで、全長4.9mのボディに2.9mのロングホイールベースが組み合わされている。

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【マセラティにおいてはリーズナブルな990万円という設定】

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