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【990万円の日本限定エントリーグレード】1000万円以下でマセラティの本質に触れる、SUV「グレカーレ エッセンツァ」に課せられた重責

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グレカーレ エッセンツァのリアビュー(写真:三木 宏章)

グレカーレ エッセンツァは、この価格を実現するために、仕様をある程度シンプル化。標準グレードは、白色の車体色のみとし、メタリックペイント3色のボディカラーはオプション。あとのオプションはメインテナンスパッケージのみだ。

一方、フルプレミアムレザー、シートヒーター、アンビエントライトなどは標準装備。たしかにこれらは、約1000万円もするクルマでは必須だろう。

グレカーレ エッセンツァのインテリア(写真:三木 宏章)

1995cc 4気筒エンジンの性能は、ベースモデル「グレカーレ」と同じ。221kW(300馬力)の最高出力と450Nmの最大トルクを持つ。

トップモデルの「グレカーレ トロフェオ」は2992cc V型6気筒エンジンを搭載し、最高出力390kW(530馬力)と最大トルク620Nmなので、その性能差は大きいが、価格差もほぼ1000万円と開きがある。

グレカーレの新たな一面を知る

グレカーレ エッセンツァの試乗シーン(写真:三木 宏章)

グレカーレ エッセンツァに乗った印象を一言でまとめると、いい感じに柔らかい。サスペンションの動きはしなやかで、スプリングはソフトな設定。とくにコーナーでは、入り口でフロントの外側がすーっと沈む。

私は、エッセンツァに乗る直前にグレカーレでもっともパワフルなトロフェオに乗った。ダイレクト感のあるステアリングと、踏ん張る足まわりと、スポーツカーのような加速を味わわせてくれるエンジンは、マセラティの作るSUVとして存在理由を持ったモデルだ。

そういえば、レヴァンテは車体のロールを許し、逆に、それをうまくいなしながら、タイトコーナーをまわっていくようなドライブを楽しませてくれるモデルだった。

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【従来のマセラティとは異なる、グレカーレの購入者】

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