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「自分に酔ってる」「曲解だ」と批判も…自民圧勝の裏で《#ママ戦争止めてくるわ》大拡散の"正体" 世の中を動かす力となったのか?

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  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授
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「意図せず大きな反響が得られた」という点では、十分な効果をもたらしたと言える。投票行動という点でも、野党に投票しようという人たちや、野党への投票を検討している人たちの背中を押すという効果もあったのではないか。

「#ママ戦争止めてくるわ」に効果はあったのか?

一方で、今回の「#ママ戦争止めてくるわ」は、自民党支持者や高市首相支持者をはじめ、保守層から強い反発を浴びた。

最近のSNSは「タコツボ化」しており、自分に興味がある情報、自分に都合のいい情報が流れてくるアルゴリズムに変わっている(専門的には「フィルターバブル」「エコーチェンバー」といった概念で説明される)。

たしかに、そうした傾向が見られることは事実だが、本投稿が保守層から激しく叩かれていたことを考えると、賛否あるとはいえ政治的信条を超えて大きな到達力を持っていたことは紛れもない事実だろう。

一方で、投票行動に影響を及ぼしたかというと、そこまでの力があったかは疑問であるし、批判的な意見が拡散することで逆効果をもたらしたという側面もあるかもしれない。

しかしながら、高市首相の圧倒的な人気の中で、表面化していなかった論点をすくい上げて提起したという意義は大きかっただろう。

投稿内容については賛否あるとは思うが、誰でも自由に発言することができ、議論を喚起できるというのは、民主主義の基本原則だ。政治的な信条を問わず、その点は尊重すべきだと思う。

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