「地味だった」と言われたNintendo Directは必然だった──スイッチ2で消えた"任天堂らしさ"の正体
しかし、前述のようにスイッチ2ならではの特徴はそこまでない。Nintendo Switchのユーザーと一緒に遊べる「おすそわけ通信」や、カメラとボイスチャットを使いながらインターネット越しに一緒に遊べる「ゲームチャット」は魅力といえるが、劇的に何か新しい遊びを生み出したわけでもない。
Joy-Con2のマウス操作は新しい要素といえなくもないが、これを活かしたゲームは任天堂自身がすでに失敗しており、何か新しいものが出るとも考えづらい。そもそもマウス操作はPCで当たり前であり、すでにやり尽くされている。
当然ながらサードパーティがそのあたりを開拓するようなことも難しいだろう。スイッチ2は大人気でありながら地味な印象もつきまとうのだ。
ただし、これはポジティブに解釈することもできる。
任天堂の大ヒット作がすべてを解決する
良くいえば、スイッチ2はさまざまな作品が集うゲーム機といえる。
必ずしもさまざまなゲーム機・PCを持っているユーザーは多くなく、ひとつふたつしか持たない人のほうが多いだろう。とりあえずスイッチ2を持っていれば多くのゲームをカバーできるし、移植もいずれされる可能性が高いのである。
それこそ『バイオハザード レクイエム』が同時発売されるし、『ファイナルファンタジーVII リメイク』シリーズのようなゲームもスイッチ2があればひとまず遊べる。汎用性が高く、安定したゲーム機の立場にあるともいえる。
とはいえ、当然ながらサプライズは欲しいし、何より任天堂の人気タイトルを遊びたいがためにスイッチ2を買う人も多いわけだ。
しかしながら、任天堂は『スプラトゥーン3』や『あつまれ どうぶつの森』をアップデートしており、次が出るのにはかなり時間がかかりそうだ。新しいビッグタイトルの発表もいまのところなく、開発に時間がかかっているようである。
いまスイッチ2に足りないピースは明確にそこである。『どうぶつの森』、『スプラトゥーン』、『スーパーマリオ』、『大乱闘スマッシュブラザーズ』などの新作が発売され、それらがユーザーの期待を超えるような名作になれば、漂う地味さも消え失せるだろう。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら