「地味だった」と言われたNintendo Directは必然だった──スイッチ2で消えた"任天堂らしさ"の正体

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このゲーム機はNintendo Switchの後継機であり、互換性もある。何か新しい遊びを付け加えたというよりは、スペックアップ版に近い。

もともとNintendo Switchはスペックが不足しており、ほかのゲーム機と同じタイトルが出ていても一部の機能が削られているケースもあった。それがスイッチ2では解消されやすくなったわけだが、これが結果として平凡な状況を生み出す。

当然ながらサードパーティは、ほかのゲーム機で出したタイトルを移植したり、あるいはスイッチ2でも同時発売を目指すようになる。前述の『バイオハザード レクイエム』もこれまでとは異なり、任天堂のゲーム機でも同時発売ができるようになったわけだ。

しかし、移植は喜ばれるにしてもサプライズにはならないし、他のゲーム機と同時発売されるタイトルは驚きが少なくなる。Nintendo Direct以外でも情報が公開されるからだ。

『FINAL FANTASY VII REBIRTH』もNintendo Switch 2で登場
『FINAL FANTASY VII REBIRTH』もNintendo Switch 2で登場。これまで遊べるゲーム機を持っていなかった人にとってはかなり嬉しいだろう(画像はYouTubeより)

結局のところ、スイッチ2になって「スペックが低い」という枷が減った結果、サードパーティのラインナップにおける驚きは減りやすいといえる。ほかのゲーム機と近いことができるのだから当然であろう。

もちろん、今回のNintendo Directで初公開された情報もある。オカルト事件を追うアドベンチャー『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』や、戦略ボードゲーム『カルドセプト ビギンズ』の発表には驚いた人もいるだろう。

ただしこれらは大規模タイトルというより、特定層に刺さるタイプのゲームといえる。ゆえに喜ぶ人もいるが、地味だと受け取る人も出てくるのだろう。

長所でもあり短所でもある「特徴がない」

Nintendo Switch
ゲーム機としての売れ行きはバツグン。Nintendo Switchは任天堂で最も売れたゲーム機になった(画像は任天堂公式サイトより)

スイッチ2は、25年12月末で世界販売台数が1737万台を突破している。これは任天堂のゲーム機として過去最速の売れ行きで、素晴らしい結果といえる。

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