「地味だった」と言われたNintendo Directは必然だった──スイッチ2で消えた"任天堂らしさ"の正体
このゲーム機はNintendo Switchの後継機であり、互換性もある。何か新しい遊びを付け加えたというよりは、スペックアップ版に近い。
もともとNintendo Switchはスペックが不足しており、ほかのゲーム機と同じタイトルが出ていても一部の機能が削られているケースもあった。それがスイッチ2では解消されやすくなったわけだが、これが結果として平凡な状況を生み出す。
当然ながらサードパーティは、ほかのゲーム機で出したタイトルを移植したり、あるいはスイッチ2でも同時発売を目指すようになる。前述の『バイオハザード レクイエム』もこれまでとは異なり、任天堂のゲーム機でも同時発売ができるようになったわけだ。
しかし、移植は喜ばれるにしてもサプライズにはならないし、他のゲーム機と同時発売されるタイトルは驚きが少なくなる。Nintendo Direct以外でも情報が公開されるからだ。
結局のところ、スイッチ2になって「スペックが低い」という枷が減った結果、サードパーティのラインナップにおける驚きは減りやすいといえる。ほかのゲーム機と近いことができるのだから当然であろう。
もちろん、今回のNintendo Directで初公開された情報もある。オカルト事件を追うアドベンチャー『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』や、戦略ボードゲーム『カルドセプト ビギンズ』の発表には驚いた人もいるだろう。
ただしこれらは大規模タイトルというより、特定層に刺さるタイプのゲームといえる。ゆえに喜ぶ人もいるが、地味だと受け取る人も出てくるのだろう。
長所でもあり短所でもある「特徴がない」
スイッチ2は、25年12月末で世界販売台数が1737万台を突破している。これは任天堂のゲーム機として過去最速の売れ行きで、素晴らしい結果といえる。


















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