「どうせ部長からダメ出しされるし…」→会議中の重い空気を一変させる"一言" 失敗を恐れず意見を言い合うための「2つの石」とは

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つまり、どちらに転んでも話が広がっていくので、最初の石を置くことに意味があるということです。

意見を言いやすく、失敗を許せる場になる

僕は会議の場やビジョナリーコーチング(顧客など相談相手の課題を解決するための対話) をする前に、この「積み石効果」と「捨て石効果」の話をします。

「これから僕の質問で『ちょっと違うな』というのがあっても、それは捨て石となるかもしれないので、気にせずに『それはこうです』と訂正してください」

「もし、僕の発言に、さらに意見やアイデアを加えたくなったら、どんどん積み石を積みあげていってください」

このように前もって伝えたら、その場にいるみんなが意見を言いやすくなります。

たった一言で頭がいい人だと思われる コンサルタントの言語化力
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ちなみに、本題に入る前に前もって伝えておくことを、僕は「前置きトーク」と呼んでいます。先に伝えておいたら、自分が質問する際にも「これは積み石で言いますけど」「これは捨て石になるかもしれないですけど」と前置きができます。

相手に「それは違います」と言われても、あらかじめ捨て石だと伝えておいたので、お互いに何のわだかまりもなく、話を続けられるでしょう。

この2つの効果を組み合わせて使っていると、相手は安心して話せるようになるし、的外れなことを言ってしまってもいいと、お互いが失敗を許せる場になります。

たとえ、小さな石であっても、課題の核心に近づくための大事な一手なのです。

和仁 達也 ワニマネジメントコンサルティング代表取締役

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わに たつや / Tatsuya Wani

1972年生まれ。相手の思考を的確に整理・言語化して、経営者のビジョンと金銭面の成功を支援するビジョナリーパートナー。(株)ワニマネジメントコンサルティング代表取締役。独立系コンサルタントのロールモデル的存在。「パートナー型コンサルティング」「積み石効果・捨て石効果」「前置きトーク」「安心・安全・ポジティブ」など、新しい言葉を次々に生み出してきた“言語化の鬼”。

大学卒業後、コンサルティング会社を経て27歳で独立し、経営コンサルタントに。年間報酬3000万円超えを20年以上続けてきた。高額報酬で長期契約が続く秘密や、その中核となる言語化力を学びたい、というコンサルタントや士業が殺到し、養成塾や合宿は常時満員御礼。2015年には、一般社団法人日本キャッシュフローコーチ協会を設立し代表理事に。延べ会員数は1000人を超える。

卓越した言語化力を武器に「難しいことを、わかりやすく楽しく」解説する能力を買われ、品川女子学院(高校)にて「ビジネスと生活で使えるお金の授業」を担当。大反響を得て、テレビ番組『カンブリア宮殿』でも紹介された。

著書に『〈決定版〉年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書』『プロの思考整理術』(以上、かんき出版)のほか、品川女子学院の授業から生まれて累計10万部を突破した『世界一受けたいお金の授業』(三笠書房)、『超★ドンブリ経営のすすめ』(ダイヤモンド社)など多数。

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