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ライフ #東京偏見散歩

「中目黒に住んでるの?おしゃれだね」→住民「そんなことないんだけどな…」はなぜ起きる?「おしゃれタウン」中目黒の意外な実像

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昔ながらのレトロなブティック。老若男女、誰もがショッピングを楽しめそうだ(写真:筆者撮影)

駅を出てすぐの「中目黒駅前商店街」から、1950年代に設立された「目黒銀座商店街」へと歩みを進めると、中目黒の「生活圏」としての顔がはっきり見えてくる。レトロなブティックや八百屋の合間に、おしゃれな古着屋が点在し、新旧が自然に混ざり合っている。  

そこにあるのは、華やかさよりも実用性、ブランドよりも顔の見える関係性だ。再開発で生まれたタワービルの足元で、昔ながらの夏まつりやハロウィンイベントが開催されている。都会の真ん中にいながら、住民の「ジモト愛」を感じるあたたかい商店街だ。

商店街を歩いていると、建物の隙間に気になる路地を発見(写真:筆者撮影)
人が1人すれ違える程度の路地を抜けると、「目黒馬頭観音」が。こうした出会いがあるのも中目黒の魅力(写真:筆者撮影)

中目黒にはエリアごとに役割がある

歩き終えて感じたのは、中目黒は決して「おしゃれ一色」の街ではないということだ。

目黒川沿いの「おしゃれ」に特化した消費エリア。再開発ビルの中にあるスーパーや、商店街の八百屋といった生活エリア。高層タワーから路地裏のアパートまでの居住エリア。

街のどこを切り取るかによって、「セレブな街」にも「普通の住宅街」にも見えてしまう。その曖昧さこそが、中目黒という街の正体なのかもしれない。

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【中目黒の不動産事情】

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