【エクストレイルNISMOのパワートレインを移植】日産「オーラNISMO RSコンセプト」に詰まった、開発者が愛車の理想形を目指した夢と希望の物語

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写真左から日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社の真田 裕社長、森田充儀氏、片倉丈嗣氏
写真左から日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社の真田 裕社長、森田充儀氏、片倉丈嗣氏(写真:日産自動車)

ただ、もともと予定のなかったパワートレインや駆動用バッテリーを搭載するために車内は切り貼りした状態で、とても見せられる状態ではなかったということで、やむなく壇上でのみのお披露目となった次第とのこと。

というのもこのオーラNISMO RSコンセプト、もともとは東京オートサロン2026に出展することを目標にスタートしたものではなく、日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社(以下NMC)モータースポーツパワートレイン開発部 主管の片倉丈嗣氏と、カスタマイズ事業部 カスタマイズデザイン部 部長の森田充儀氏のお二方を中心に、電動車によるモータースポーツ参戦の検証をするために生まれたものだった。

なぜオーラNISMOをベースにしたのか

オーラNISMO RSコンセプトのサイドビュー
オーラNISMO RSコンセプトのサイドビュー(写真:日産自動車)

その際に白羽の矢が立ったのが、e-POWERを搭載し、かつNISMOの設定がある一番コンパクトなモデルであるオーラNISMOであり、「せっかくだからめちゃくちゃカッコいいデザインを作ってください、と森田さんにお願いしました」(片倉氏)ということで、このスタイルが実現したのだった。

そして、この車両デザインを見た、NMCの代表取締役社長CEOである真田 裕氏が、「せっかくここまでカッコいいのだから、東京オートサロンに出展してみてはどうか?」と打診し、急遽出展が決まったという経緯があったのである。

そのタイミングは25年秋ごろだったそうで、25年12月に行われたメディア向けの事前説明会ではまだお披露目できる状態ではなく、オートサロンの開幕直前に今のカタチに仕上がったというギリギリぶりだったのだ。

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