【エクストレイルNISMOのパワートレインを移植】日産「オーラNISMO RSコンセプト」に詰まった、開発者が愛車の理想形を目指した夢と希望の物語
また4WDシステムも同じく、エクストレイルNISMOに搭載されている「NISMO tuned e-4ORCE」を搭載。e-4ORCEとは状況にあわせて4輪の駆動力を自在に制御するものだが、NISMO版はリアタイヤの駆動力配分を増やし、フロントタイヤを旋回方向に使う制御とすることで、旋回加速時の高いライントレース性を実現する制御となっている点が大きな違いとなっているのだ。
なお、通常のオーラNISMOの4WDモデルはフロントモーターが100kW/300N・m、リアモーターが60kW/150N・mであるため、大幅なパワーアップがなされていることがわかるだろう。
車両重量はベース車から+100kgの1490kgとのことだが、パワーウエイトレシオは大きく上まわっており、そもそもエクストレイルNISMOの車重が1870kgであることを考えれば、圧倒的な動力性能を持ちあわせていることは想像にかたくないところだ。
パワートレインのほかにもカスタムが満載
もちろん増大したパワーにあわせてブレーキはフロントが対向4ポッド、リアが対向2ポッドのキャリパーが備わり、ハブもエクストレイルNISMOゆずりの5穴で、ホイールはNISMO LM GT4の18インチ×9.0J、タイヤはミシュラン パイロットスポーツ4の245/45R18がおごられている。
ここまでのパワートレイン移植の話を読んで、“机上の空論”にすぎないと思った人もいるかもしれないが、じつは東京オートサロンに展示されていた実車こそが先行開発車でもあり、すでにエクストレイルNISMOのパワートレイン一式が移植されている状態となっていたのである。


















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