話題をシビックRSに戻そう。日本国内では、2024年9月のマイナーチェンジモデルでシビックRSが設定された。パワートレーンは182PS(134kW)を発揮する1.5L直噴VTECターボの1本で、6速マニュアルミッションのみと、かなりマニアックな仕様になっている。
さらにタイプR譲りのレブマチックシステムを採用。慣性モーメントを30%低減したシングルマス軽量フライホイールを採用し、素早い回転落ちを実現。軽快なシフトチェンジを楽しめるように工夫が施されている。
RS専用サスペンションをはじめ、大径化された専用ブレーキ、さらに4つのドライブモード(ノーマル/スポーツ/ECON/インディビジュアル)、RS専用ウェルカムアニメーションを採用した液晶メーターなども備える。エクステリアもブラック加飾されたヘッドライトリングにドアミラー、シャークフィンアンテナなどに加え、RSエンブレムを装着するなど徹底的に差別化が図られている。
誰でも気軽に乗れるマニュアル車
実際に運転すると、レブマッチシステムとショートストロークの6MTは小気味よく、積極的にシフトダウンして走りたくなる楽しさがある。1.5Lターボエンジンはトルクフルで街乗りから高速道路、ワインディングまで快適だ。強いていえば、もう少し高回転まで引っ張れると楽しい気もするが、そこはタイプRの領域だろう。
また、マニュアル車ながらアダプティブクルーズコントロール(ACC)や車線維持支援システム(LKAS)も備え、高速道路を6速固定でオートマライクにだって走れる。煩わしいシフト操作もレブマッチシステムが助けてくれるし、ヒルスタートアシスト機能で坂道発進も余裕だ。
サーキットで本領を発揮するシビック タイプRに対して、誰が乗っても楽しめるマニュアル車というのが個人的な感想。タイプRほど過激すぎず、でもスポーティな走りが楽しめる、絶妙なバランスは売れるのも納得だった。


















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