
更年期というと40~50代の女性が経験するものというイメージがあるが、男性も男性ホルモンのテストステロンが低下することで、心や体にさまざまな不調が生じる。これが男性更年期障害で、医学的には「LOH症候群(加齢男性・性腺機能低下症)」と呼ばれる。
テストステロンが低下する主な原因は加齢で、20代をピークにゆるやかに減少していく。しかし誰もが減少するわけではなく、個人差が大きい。国内の調査によると、テストステロンの減少が認められるのは、40代の約10%、50代の約20%、60代の約50%だ。
手指の長さでチェック
さらに、もともとのテストステロンの量も個人差が大きく、余談にはなるが、海外の有名な研究では、生まれつきテストステロンが多いかどうかは、手の指の長さに表れることが明らかになっている。
人差し指よりも薬指が長い人は、テストステロン値が高い傾向がある。
話を元に戻そう。同じ年齢でもテストステロンが減少する人と、しない人がいる。その違いは何か。小堀医師は、「テストステロンの低下する主要な原因は加齢ですが、実はそれだけではなく、ストレスや生活習慣も一因とされています」と説明する。
つまり、加齢以外の要素もあなどれないということだ。実際、「以前は50代以降で受診する男性が多かったのですが、時代の変化なのか、最近は40代ぐらいの若い方々の受診も目立ちます」と小堀医師は言う。


















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